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変動型も選べる人

こんにちは。

シンプルノートの木村です。

先日、住宅ローンの固定型についてお話させていただきましたので、今回は変動型についてご説明いたします。

 

変動型の住宅ローンのメリットは、

固定型に比べて金利が安いことです。

また、借入時にかかる経費が固定型よりも少ないのも変動型の大きな魅力です。

この他、固定金利に比べて貸し出し条件に融通がききやすいのも

この変動型住宅ローンの隠れメリットなんです!

とはいえ、誰もが変動金利を選んでいいわけではありません。。。

その理由は返済終了までずっと返済金額が固定されないからです。

つまり、3年後や5年後、10年後に返済金額が変わってしまうかもしれないということです。

それゆえ、変動型の住宅ローンは選んでもいい方と選ぶべきじゃない方に分かれます。

では、選んでもいい方は一体どういう方なのでしょうか?

 

1.借入金額が少ない方


抽象的な表現になってしまいますが、一体どれくらいの額であれば少ないのか?

これは正直、皆さま個々人の感覚になってしまいます。

例えば土地を持っていたりとか、土地を安く購入できると、その分借り入れは抑えられます。

加えて、自己資金を入れることが可能な方であれば、借り入れ金額はさらに少なくてすみます。

さらに言えば、親御様からの援助がある。または、かなり期待出来る。といった方もいらっしゃるでしょう。

このように借入金額が少ない場合ですと、返済期間を短く設定することが出来るからです。

例えば、返済期間を20年で設定出来れば、

10年後に金利が変わる変動型の住宅ローンを選んだとしても、

大きなリスクにはなりにくいです。

ほぼ半分の返済が終わっているため、多少金利が上がっても、

返済金額にそう大きな影響がないからです。

また、この場合、金利見直し時に他の銀行で借り換えをすれば、

再び最安のキャンペーン金利で返済していくことが出来ますし、

あるいは、それを阻止したい銀行が良い条件を提示してくれるかもしれないので結局、返済金額も上がりにくいというメリットもあります。

 

2.貯蓄が出来る方

 

変動金利のリスクは返済金額が最後まで一定ではないというところです。それゆえ、もし金利が上がった時にも返済額が上がってしまわないように、リスクヘッジが出来ないといけません。

そして、そのリスクヘッジというのが繰上げ返済です。

仮に返済金額が一気に月々2万円も上がってしまったら、とても困りますよね。

でも、この時に繰上げ返済をすることで返済金額を今までと同じように保てれば、特別に困ることもないですよね。

そんなこんなで、

皆さまがどのような状況であったとしても、コツコツと貯蓄していくことが出来るのであれば、

変動型を選ぶリスクはほとんどないと言っても過言ではないと思っています。

むしろ金利が安い分、最後までそこまで金利が上がらなかったとしたら、終わってみたら最も金利の支払いが少ないかもしれませんしね。

 

いかがでしたでしょうか?

この2つのいずれかに当てはまるなら、

個人的には変動金利がオススメです。

 

間違えても、冒頭でお伝えしたメリットばかりに焦点を当てた状態。

つまり、目先の利益だけに囚われた状態で住宅ローン選びをしないように気をつけていただければと思います。

 

ぜひ参考にしてみてください。

それでは、、、