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メリットとデメリットの共存
窓からサンサンと降り注ぐ太陽・・
リビングダイニングキッチン全体に
満遍なく行き届く光・・
高く広がる圧倒的な空間・・
青空にプカプカと浮かぶ雲を眺めながら、
ソファーでボーッと過ごす休日の朝・・
おはようございます。
シンプルノート岡山北/倉敷スタジオの風間です。
これらは、吹抜けをつくることによって得られる
日常のシーンなのですが、
“吹抜けをつくると寒くなる・・・”
というネガティブなイメージが存在することから、
「吹抜けはつくりたくない!」
と思われている方が、
けっこういらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、吹抜けをつくれば、
その分体積も広くなるし、
暖かい空気は、冷たい空気よりも軽いため、
上の方に暖かい空気が逃げていってしまいます。
それゆえ、そのイメージはあながち間違ってはいません。
しかし、敷地条件によっては、
“吹抜け”が必要な場合もあるし、
そうじゃない土地の場合でも、
“吹抜け”をつくることで
様々なメリットを得ることが出来るため、
そのデメリットを最小化する
工夫をしなければいけません。
✔吹抜けのデメリットを最小化する3つの工夫
まず1つ目の工夫は、
“断熱性と気密性を高めること”です。
つまり、外部からの影響を受けにくくして、
中の空気を逃がしにくくするということです。
2つ目の工夫は、“床暖房をつける”ということです。
足元が暖かくなれば、
体感温度がグンとアップするからです。
エアコンの空気は、足元まで届かないまま、
自然と吹抜けに逃げていってしまいやすいため、
足元から暖めることによって、
熱が逃げるデメリットを最小化するというわけです。
そして、最も大事なのが3つ目の工夫です。
それは、“家を出来るだけ小さくする”ということです。
面積を小さくすれば、
それに連動して体積も少なくなり、
結果、冷暖房効率が高くなります。
また、この3つ目の工夫は、
コストを上げる要因となる、
1つ目や2つ目の工夫とは逆に、
コストを下げるというメリットを持っています。
それゆえ、3つ目の工夫を取り入れることで、
1つ目や2つ目の工夫によって増えるコストを
意識的に調整することをオススメしています。
あれもこれもと欲張ることで、
予算オーバーしてしまうと、
経済的に苦しくなってしまうだけですから。
ということで、
コストを上げることなく、
いい家を建てるために、
家を小さくするという選択肢も
お持ちいただければと思います。
大きな家はコストも高くなるし、
光熱費も税金も高くなるし、
掃除の手間もかかるだけですから。
それでは、、、