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ランニングコストを抑える家
家づくりの予算を考える時、
最初にかかる土地・建築・庭などの
イニシャルコストばかりに目が行きがちですが、
同時に、今後ずっとかかり続ける
ランニングコストのことも考えなければいけません。
というのも、40年〜60年ほど
その家に住み続けていくとなれば、
維持していくために様々な費用が掛かるし、
そのコストがけっこう馬鹿にならないからです。
こんばんは、
シンプルノート岡山北/倉敷スタジオの松本です。
では、ランニングコストには、
どのようなものがあるのでしょうか?
✔継続的にかかり続けるコスト
継続的にかかり続ける費用には、
「固定資産税」と「光熱費」の2つがありますが、
これらは、ずっと払い続けないといけないため、
まずは、この2つの費用を、
安く抑える方法を考えなければいけません。
固定資産税の場合であれば、
購入する土地を小さくするとか、
建てる家を小さくするとか、
そもそも住む地域を見直すとか、によってです。
光熱費の場合であれば、
断熱性能が高いことを前提として、
建てる家を小さくするという手段が考えられますよね。
廊下をなくしたり、部屋の広さを見直したり、
あまり使わない部屋をなくしたりすることで、
無駄な面積をカットすることによって、です。
こうすることで、
冷暖房効率を高めるというわけです。
✔スポット的にかかる費用
家を美しく保ち、かつ長持ちさせるためには、
定期的にメンテナンスをしなければいけないのですが、
外部塗装をする場合、足場も含めて
150万円〜200万円ぐらい掛かってしまいます。
また、30年も使えば、
キッチンや風呂といった設備品が寿命を迎えるので、
そのタイミングでリフォームが必要となるのですが、
もしこのタイミングで増築までしてしまうと、
さらに余分なコストが掛かってしまうため、
そうならないように最初から間取りを考えておくことも大切です。
✔スポット費用を最小限に抑えられる住まいとは?
「平屋」はスポット的に掛かるコストを、
最小限に抑えてくれる住まいです。
メンテコストに関しては、平屋だと、
足場なしでも塗装工事が出来るかもしれないからです。
これだけでも、20万円〜30万円ものコストがカット出来ます。
また、シンプルノートの家のように、
家の正面から窓や余分な部材といった要素を排除すれば、
そもそも家が汚れにくくなるため、
メンテナンス周期を長くすることが出来ます。
家の正面が汚れていると、
自分たちも気になるし、
訪問販売のリフォーム会社から
狙われやすくなってしまいますからね。
増築費用に関しては、
言うまでもありませんよね。
すべての部屋と収納が1階にあれば、
わざわざ増築する必要なんてないですからね。
いかがでしょうか?
なんでもというわけではありませんが、平屋にすれば、
けっこうランニングコストを安く出来るということが
お分かりいただけたのではないでしょうか?
ということで、ぜひ前向きに
平屋も検討してみていただければと思います。